このところ1軸モデルにスライドアウト機能が搭載されたモデルが数多く出回って来ました。そんな中でどの様なモデルを購入したら良いのか悩ましいところですね。今日は1軸スライドアウト機能搭載モデルでお薦めの1台をご紹介します。 FOREST RIVER Wolf Pup 17JG BLACK LABELになります。
Wolf Pup 17JGは1軸モデルで最長の7.14mのモデルになります。スタンダードなモデルが6.6mとなりますが、このサイズのボディーにスライド機能が備わった物は少し窮屈な箇所がどうしても出てしまいます。7mのボディーとなると全ての箇所に余裕があり、しかも格納した際は7フィートボディー(2.3m)となるため、牽引のストレスはそれほどありません。トレーラーの牽引においては、長さより幅の問題がおおくあります。 日本の道路は狭く、また、キャンプ場へのアクセス道路も狭い事が多いですが、7フィートは比較的問題なく入れますが、ワイド(8フィートモデル)はかなり大変です。 ワイドモデルは確かに広く快適かも知れませんが、牽引のことを考えるとあまりお薦めしません。 8フィートともなれば全長もどんなに短くても7.5mほどあります。 であれば牽引しやすくて、でも使用時は広いスライド付きの17JGをお薦めするというわけです。
17JG BLACK LABEL 外観
美しいファイバーボディー。高い車高のオフロードスタイル。電動タンジャッキ、アルミホイール。ソーラーパネルも既に備わっています。 ファイバーモデルは確かにお高くはなってしまうかも知れませんが、メンテナンスが容易であり、長く使えるモデルです。そして、見た目だけファイバーに仕上げたモデルとは異なり、壁の中もきちんと作られています。 一番注意しなくてはならないポイントの一つで、ローグレードの中にもファイバーパネルがオプション設定出来るようなモデルもありますが、これはあくまで見た目を良くするためで、最初からファイバー設定のモデルとは性質が異なります。ファイバーだから高品質トレーラーとは言い切れないモデルがあると言うことを覚えておいてください。
Wolf Pup17JGはミドルグレードくらいに位置するトレーラーとなります。 同じ様に観えてもアメリカントレーラーには様々なグレードが存在しています。
車内の様子
スライドボックスの部分が広いU字型ダイネットになっています。ここが6.6mのスタンダードサイスでは狭いダイネットになってしまいます。17JGはフロントマスターベッドも、リアのバンクベッドもしっかりサイズがある上に、この広いダイネットを備えたモデルで、もちろんダイネットもベッド展開可能で大人でも余裕で就寝できます。更にスライドによって生まれる広い通路はキッチンに人が立っていてもその後ろを通ることが可能。こういった事が滞在時にストレスなく使えるモデルということです。
17JGにも少し弱点があり、スライドを格納した際は、後ろ側の冷蔵庫やトイレ、2段ベッドに行きにくいというデメリットがあります。しかし、これは主にサービスエリアや道の駅での休憩仮眠の時の問題なので、ダイネットをベッドにし、マスターベッドを使えば4人が普通に就寝出来ると思います。(※サービスエリアや道の駅でスライドを出すのはマナー違反です)
近日中にYou Tubeに動画もUPしましたので、合わせてご覧ください。 FOREST RIVER Wolf Pup 17JG BLACK LABEL
全長:7m12cm
全幅:2m14cm
全高:3m20cm
ヒッチ荷重:195kg
車両許容重量 2,267kg
車両重量 1,760kg
積載許容重量 508kg
フレッシュタンク 93L
グレイタンク 87L
ブラックタンク 87L
就寝人員:5人
ソーラーパネル・サブバッテリー・電動タンジャッキ・アルミホイール
8kgガスボンベ(カバー付)
#アメリカントレーラー #トラベルトレーラー #キャンピングトレーラー
#プラチナム
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