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コラム RVを選ぶうえで・・・

執筆者の写真: platinumintlusrvplatinumintlusrv

更新日:3 日前

有名国産キャンピングカービルダーの倒産により、2025年日本のキャンピングカー業界はどうなるのか? 今回倒産に至った主な要因は、ベース車両となる車両がビルダーに供給されず製作出来ないということが大きな要因だったようです。もちろんそれだけではなく、コロナ禍でキャンピングカーに注目が集まりキャンピングカーブームの到来で多くのビルダーが登場しました。それだけ注文も多かったわけですが、競争に勝ち抜く為の過度な事業拡大もその要因とみられています。


国産キャンピングカーの場合、各メーカーが出しているモデルをみて、車内の家具やファブリックをカスタムオーダーする場合も多い。そのため出来上がった製品を買うのではなく、製作していく。そのため納期もかかるというリスクがありました。自分なりな物を作ってもらうためには時間がかかることは仕方のないこと。さらに手付金などの問題も多い。ビルドしてもらう場合は、ビルダーはそのベース車両の買い入れ、そして製作部材などを調達しなくてはならない。持ち出しで出来るビルダーはまだしも、多くの場合は契約額の半金以上、または全額入金が条件ということろも少なくない。それをもとに車の仕入れ、製作部材の手配をするところがほとんどであろう。 今回の様な倒産の場合、支払った申込金はほぼ戻って来ないであろうという見込みらしい。支払ったけど何も手元に残らない。注文されていた方のことを思うと大変心苦しいところです。


2月のジャパンキャンピングカーショーを皮切りにこれから秋まで各地でキャンピングカーショーが開催され、購入される方も増える時期に入るわけですが、今回の件を受け、購入者はその手付金の支払いにかなりシビアになるであろう。ビルダーもお客様に大きな額の申込金のお願いがしにくくなる可能性も出て来る。 未だにハイエースやカムロードなどのベース車両の供給はスムーズではない。ましてディーラーはこの円安時!輸出にその多くを使うだろう。ハイエースベースで製作するビルダーにとっては大変厳しいシーズンになるのでは無いだろうか? 注文をもらっても製作が出来ずということであれば、会社としては運転資金含め大変厳しい状況になりますね。

フィアットベースのキャンカーに注目が集まるかも知れません。しかし、今以上にの価格に跳ね上がることは確かです。 中古へ目を向ける方も増えるかも知れません。競争が激しくなれば中古相場の値上がりも懸念されますね。 このお金を払ったけど本当に車は来るのか?問題は、国産に限った訳でなく、少なからずとも弊社にも影響がありました。トレーラーを検討している方から、物は本当にあるのか?注文してアメリカからの取り寄せなのか? 手付金は? 残金の支払いは?など・・・今回の件は業界全体に波及している感じがある。 弊社の場合、基本的には店頭にある物をそのままお買い求めいただいているので、まずは安心して下さい。輸入製品は輸入される過程でなにがあるかわかりません。ましては基本手作りの商品。品質にも若干のばらつきがある場合がございます。お客様が実際買われようとするその物をみてご購入いただいております。お申込金も全額入金をお願いすることはありません。基本契約総額の3分の1程度。もちろんそれ以下の場合もあります。お客様と相談の上となります。残金の精算はお車をお客様名義に登録する直前の精算としています。もちろん全額ローン可能です。


輸入業者が全て弊社の様な販売しているとは限りません。 中には輸入代行的な販売しているところもございます。 どんな物が来るかわからないなんて事もあります。値段のからくりにも注意が必要で、値段が安いと思ったら、引き渡しは横浜港渡しとなってというケースもあります。 国内輸送費、予備車検費用、登録費用など別途と後からわかり、結局は高くついたなんて話もございます。 ご自身で色々出来る方は輸入代行を使えば安くなりますが、輸入製品に詳しく無い方は、普通の販売店で現物購入するのが安心です。 弊社の場合、車両販売価格には輸入に関する費用は全て含まれた金額となっていますので、追加で必要になるのは、牽引装置の取付、お車の登録費用、オプションなどと大変わかりやすい内容になっています。 ビルドして自分たちならではキャンピングカーを制作してもらう上でのリスク。現物販売の輸入業者の状況。輸入を依頼する場合のリスクなど高額商品の購入だけにしっかりリサーチして検討してみて下さい。 このお店は安心、やばいかもなんて誰にもわかりません。


次回は国産キャンピングカ並びにトレーラーなどの現在の動向についてお話します。 ではでは、 #アメリカントレーラー #キャンピングカー #キャンピングトレーラー

 
 
 

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